ブログ 2021.10.09
見える化が進まない

問題解決や業務改善のためには、

現状の見える化が不可欠ですが

なかなか進まないのが実際です。

 

見える化のツールや手法は様々あるし、

コンサルティング業者も沢山存在しています。

殆どの企業が何らかの手を打っている筈なのですが・・・・

 

経営者とこのテーマで話をすると

・色々やってみたが、社員が主体的にやらない

・現実を見たくない。問題があったら社長から怒られると思っている

・結局社長から「これはどうなっている?」と指摘しないと動かない

という言葉が出てきます。

 

実際に関わってみると、

「何故こんな簡単な見える化が進まないのか?」と思うことばかり

経営者達が嘆くのはもっともです。

 

このような状況に対して、

見える化の手法やスキルをアップさせるアプローチもありますが

それだけで上手くいくとは思いません。

 

それは

無自覚に(もしくは自覚的に)見える化を進めたくない

という意識が組織の中にあることが、根本の原因だからです。

 

そのような風土、経営者と社員達が作ってきたものを変えていかない限り、

社員の主体的な動きは出ません。

 

簡単ではないが、その風土を変えることはできます。

コミュニケーションの変革、組織風土が変わっていくことで

自分達の仕事の結果をはっきり見たいという意欲が出てきます。

そこから社員自身による”主体的な見える化”が始まるのです。